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JJの気まぐれブログ

4年ぶりの日本(1)

お久しぶりです。前回の更新から一月半くらい経ったようですが、僕はその間に2週間半日本に遊びに行ってきました。3月19日土曜日の13時の便でシアトルから成田に飛び、4月6日水曜日の午後3時頃にシアトルに戻ってきて、現在はそこから数日が経った状況です。2月末に日本入国時の規制が少し緩和されたことを受け遊びに行くことを決め、仕事の有給確保とバイトやその他のスケジュール調整を済まして飛行機のチケットを取ってからは楽しみで仕方なかった今回の旅。書きたいことは山々なのですが、まずは結論からシェアすると、期待を上回る最高の2週間半のバケーションになりました!今回の記事ではとりあえずコロナ禍でどのような準備が必要だったかということと、それに対しての感想をシェアしようと思います。

~日本入国準備編~

まずは日本入国に関してなのですが、調べ始めた段階からこれは一筋縄ではいかないな、と思う内容でした。僕が今回日本に遊びに行くことになった大きな決め手は入国後の隔離の緩和です。2月までは誰であってもアメリカから日本に入る人は最低3日は隔離をしなければならなかったはずですが、それがルールの変更で3月からはワクチンを3回接種しアメリカ出国72時間以内にコロナ陰性+日本到着後空港での検疫でコロナ陰性+飛行機の座席の前後1列以内の乗客が全員陰性の場合は隔離が不必要になりました。ということで飛行機のチケットを取り早速準備に取り掛かることに。ちなみに飛行機のチケットは往復1200ドルくらいで取れました。原油価格高騰前だったこともあり比較的お手頃な値段で買えたな、と満足しています。チケットを取ってからまず最初に行ったことはワクチン3回目の接種でした。すぐに予約が取れたため次の日にはもうワクチンを接種し次なる準備、出国前の陰性証明書確保のリサーチを始めました。これが今回の旅行最大の難敵でした。これが難しかった理由は明快で、日本の場合陰性証明書は基本的には厚生労働省が指定するフォーマットを使用せねばならず、そこには医師のサインが必要だったからです。テストの種類的には市内で無料で提供されているもので全く問題ないのですが、そういうところでは医師のサインをもらうことが難しいので、仕方なく有料でフォーマットに沿ってサインしてくれるところを選びました。ちなみに費用は試験90ドル+書類作成20ドルの計110ドルでした。どこでやってもらったかなど詳しい内容はシアトルでしか使えないローカルな情報なので、知りたい人がいたら個人でシェアします。調べてみると200~300ドルをかけて書類を準備していた方も多くいたので、110ドルならいいかと思いその他のリサーチはあまりせずに出国2日前に検査を受けに行きました。次の日に無事陰性証明書を取得して後は日本到着後に陰性だったら隔離なしというところまで行けました。またこれらの書類はMySOSというアプリに載せると事前承認してもらうことが可能で、前日までに全てのリストをクリアできたことで入国拒否の心配をしなくて良くなったのは楽でした。

~フライト当日編~

フライトは19日土曜日の13時発だったのですが、空港には早めに9時半くらいに着きました。ANAの便だったのですが、チェックインは3時間前の10時からということで列で並んで待ちました。日本経由で東南アジアに向かう人も多かったようで、各国入国時の要件が違うということでANAのスタッフ方も手間取っているようでした。ということで計1時間ちょっと待った後にチェックインをしたのですが、事前準備をしっかりしておいたので特に問題もなく出国できました。そこからまた数時間空港で時間を潰した後に搭乗。10時間半の直行便だったのですが、さすがに長いので暇つぶしにと思いアマゾンプライム”Reacher”というドラマシリーズを搭乗前にダウンロード。45分が8話の約6時間コースだったのですが、なんと機内で全部観終えました。内容がなかなか面白かったためハマってしまい一気見で6時間潰せたのはかなり大きかったです。飛行機でほとんど寝られないタイプなので睡眠で時間を潰せないのは意外と辛いです。まあそんなこんなで残り数時間も潰して無事成田到着。飛行機が着陸したのは14時半ごろでした。そこから降りるまでに1時間、成田で検疫でプラス3時間半。空港から解放されたのは19時でした。検疫でやることといえば唾液でコロナの検査をすることくらいなのですが、混雑していたこともありこんなに時間がかかってしまったみたいです。10時間半のフライト後でさらにほとんど寝ていないので、疲れでかなりイライラしていました。ちなみに飛行機内の前後の座席の人は経由だったため日本の検疫は受けず、唯一同じ列に座っていた子は一緒に検疫をして共に陰性だったため日本での隔離は一切ありませんでした。

アメリカ入国編~

ということで日本に到着してからは最高の2週間半を送りながら最後の数日はアメリカ帰国準備を少ししました。アメリカは海外からの帰国の際に必要なのはフライト前日のコロナ陰性証明だけで、フォーマットなども基本的になんでもオッケーでした。航空会社によって要件が少しずつ異なるらしいのですが、今回僕が乗ったのはこの要件が一番緩いと言われるユナイテッドだったのでラッキーでした。調べてみると1900円(確かこれくらい)で受けられる木下グループRapid Antigen Testで大丈夫なようで、前日に新橋でテストをし、15分後には無事陰性証明を取得できました。その証明をユナイテッドのTravel Ready Centerにアップロードしこれまた1時間もかからずに受理してもらえたのでアメリカ入国がその時点で確定しました。帰りの飛行機はサンフランシスコ経由で乗り継ぎも含めると約15時間コースだったのですが、アメリカ到着後は検疫など軟禁が全くなかったためあまりストレスはありませんでした。

~結論~

もちろん水際対策は大切だとは思いますが、もう蔓延しているウイルスで重症化を抑えるためのワクチンもかなり普及しているので、そろそろ空港での検疫は無くしてもいいのではないか、と個人的には思いました。また陰性証明書も特定のフォーマットを求めるなどと言った無駄な繊細さは見せなくても良いのではないか、とも思いました。ただ噂で聞く限り、日本も徐々に緩くしていこうという動きは見せているみたいなので、これからに期待です!昔に比べると少々面倒も多い旅行でしたが、何事もなく無事に取ったチケットで飛行機に乗れてよかったです。かなり省略して書いたので、もし海外旅行に行くことを考えている人などで具体的な情報を知りたい方は個別で連絡ください。次回の記事は今回日本で会った僕の友達をメインに書こうと思います!お楽しみに~