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JJの気まぐれブログ

コロナ休み(1)〜授業編〜

お久しぶりです。現在全世界で新型コロナウイルスが猛威をふるっていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか。僕は今現在約1週間ほどの春休み期間を満喫しています。ブログの更新はなんと3ヶ月ぶりという事ですが、この3ヶ月間であったことやこれからのプランなど気ままに書いていこうと思います。

〜コロナの影響編〜

中国武漢で始まったとされる新型コロナウイルスですが、昨年末から中国国内だけでなく全世界に感染が広がり収束のつかない事態となっています。僕が住んでいるワシントン州も他人事の状況ではなく、州内数千人、通っているワシントン大学シアトルキャンパスでもすでに30人ほど感染者が出ている状況です。1月〜3月中旬までは冬クオーターだったのですが、3月10日ほどから登校禁止になり、ファイナルや最後の課題などは全てオンラインで行うことになりました。しかしながらその後も状況は好転するばかりか悪くなり続け、ついに先週春クオーター(3月30日〜6月中旬)は全てオンライン授業になることが決定しました。夏クオーターは大半の人は授業を取らないため来年度の秋クオーターが始まる9月末まで学校の友達と会うことはなくなりました。ということでほとんどの学生は国内外問わずに実家に帰省してしまったので正直寂しいです。オンライン授業に関しては様々な意見がありますが、僕個人としては元々勉強は自分の部屋でしかしないタイプなので非常に嬉しいです。通学時間往復2時間半を毎日セービングできること、早起きしなくてよくなること、学校での移動・隙間時間がなくなることなど、比較的遠くから通っている身としては不謹慎ではありますが正直ラッキーだなと思っています。数日前からはついに外出禁止令なるものが州で出されるほどの状況ではありますが、無事いい方向に収束していってほしいなと思っています。

〜冬クオーターの振り返り・勉学編〜

冬クオーター(かっこ内は単位数)は有機化学(4)、有機化学ラボ(3)、電磁気(5)、遺伝子学(3)の4クラス15単位を履修しました。1クオーター平均15単位を取るのが普通なので楽すぎず大変すぎないスケジュールだったかなと思います。有機化学は秋学期の続きの内容だったこともありそこまで苦労せず乗り切りました。NMRやIRなどを用いた構造推定はパズルのようでとても楽しく、今クオーターの科目の中では一番勉強していてストレスのない科目でした。有機化学のラボは3単位ながら実習が週6時間+講義も週1時間あったのでそこまで楽ではありませんでした。特に最初の数週間は失恋してメンタルが崩壊していたことや、ワシントン大学での初めてのラボということで実験の進み方に慣れていないことなどもあり、ラボがある日の帰りのバスでは1人で泣いていました。2月に入りラボに慣れて友達も何人かできてきてからはどんどん実験が楽しくなっていて気づいたらクオーターが終わっていました。仲良くなった友達は医者志望・歯医者志望の人ばかりでこんな優秀で良い人たちには是非夢を叶えて欲しいなと思っています。次のブログの記事でワシントン大学で仲良くなった友達を1人ずつ紹介していきたいと思います。さて、電磁気は秋クオーターから続く物理シリーズの2つ目の内容でした。高校時代の物理の先生が最悪だったこともあり物理は基本的に大嫌いな僕ですが、電磁気は人生の恩人の1人でもある塾のやまぐち健一先生にわかりやすく教えてもらったので意外に苦労することなく乗り切れました。勉強自体はあまり楽しくありませんでしたが、なんとか無事乗り切りました。残るは遺伝子学ですが、これは僕が今までアメリカの大学で履修してきた授業の中でダントツに難しかったです。序盤はメンデルの法則の応用程度だったので耐えていたのですが、Genetic LibraryやChromosome Walkingなど最後まで理解できなかった内容が登場し始めてからは崩壊してしまいました。ファイナルはオンラインでノートやレジュメなど全て参照可の試験だったのですが、それでもわけがわからない問題に屈し100点満点中55点という低スコアを叩き出してしまいました。ちなみに平均も56点だったのでみんな仲良くわからなかったならいっかと切り替えました。

ということで久しぶりの記事はここらで公開したいと思います。次の記事もすぐ出ると思うのでお楽しみに!