今から3年前の2016年4月、僕は高校3年生になりました。この年は受験勉強に全力を注いでいたこともあり、自分のパソコンに残っている書類を見ると受験対策や英検1級対策ばかりでその当時の緊張感がよみがえってきます。この前何を書いていたんだろう、と気になっていくつかの書類を開いてみました。すると意外と面白いものがいくつかあったのでブログに載せてみようと思います笑
”人生の教訓
自分には”熱い自分”と”冷静な自分”と”優しい自分”がいる。お前が本気で一流になりたいと思ってるなら今からのアドバイスを忠実に実行に移せ。
・熱い自分へ。お前はエンジンだ。お前がいないといくら前に進みたくても進めない。とにかく走り続けろ。ただし注意点がある。熱くなるのは自分に対してだけにしろ。他人に対しては熱くなってはならない。なぜならこのエンジンはあくまで自分の車を進めるためのエンジンであって、他人の車にはなんの関係もないし、それはエネルギーの浪費でしかない。他人の車を羨ましがる余裕があるなら自分の車をもっとよくするためにエネルギーを使え。つまり、他人と比べるな。あと車は無休で進み続けられるわけではない。どこかでガソリンなり電気などを補充する必要がある。そのときに大切なのはいかに早く自分を回復させて前に進めるかだ。一度きりの人生ゆっくりどこかで止まっていられる余裕はない。エンジンがきれたら1分でまた再出発できる練習をしろ。1分だ。ダラダラすることはもう許されない。1分で熱い自分を取り戻せ。熱い自分は休憩が長すぎると冷めて、また熱くなるまで時間がかかるからな。
・冷静な自分へ。お前は自分という車のナビゲーターだ。この世に決められた道、ゴールはない。お前が今までの知識を駆使して車の進む道を決めろ。熱い自分が飛ばしすぎてたらスピード調整しろ。熱い自分をうまく使え。1分のエネルギー補給時にはお前が冷静に自分をコントロールしてまた車を進められるようにしろ。ナビゲーターがいつも最新の分析をしていつも同じナビゲートではなく状況に応じたナビゲートをしろ。こだわりはときに車をとんでもない道に案内したりするからな。
・優しい自分へ。お前は他人と接するときのみ出てこい。自分一人でいるときは熱い自分を最大限利用して車を走らせ、冷静な自分もたまにナビゲートしながら前に進めばいい。ただし他人と接するときはまた話しが違う。この世には多くの人がいる。自分という存在があるのはその大多数の他人によってでもある。他人は誰でも大切にしろ。いつでも優しくしろ。熱い自分を絶対登場させるな。他人の車を見て、冷静な自分がナビゲートの選択肢を増やしていくことはよいことだ。他人と付き合うときは優しい自分がうまくコミュニケーションをしながら冷静な自分が分析しろ。そうすれば車が衝突することもないだろう。最後に一番大切なことだが、自分には絶対優しくするな。自分に優しくするのは甘えだ。自分に一番厳しくできるのは自分なんだから厳しく接しろ。
自分ルール
・頭の切り替えは1分でする。
・自分が決めたことはどんなことがあっても忠実にやる。
・自分に厳しく、他人に優しく
・妥協はするな
・最後の一秒まで全力で立ち向かえ。
・誘惑に負けるな。その一度の負けが一生の負けにつながるのだから。”
といった内容なのですが笑、自分でもこんなこと書いていたのかと少し驚いています笑 正確な日にちは覚えていませんが、確かこれは夏休みの序盤の方に書いたものだった気がします。夏休みは塾や学校にはほとんど行かず、家でずっと勉強していたので少し気が緩んできてしまった時に書きました。勉強をするとき休憩は実際の勉強と同じくらい大事ですが、その時間を1分にすればさらに勉強できるのではないかと思って決心するために書いたのがこれです。読んでみてわかる通り僕はかなり自分を追い込みながら受験勉強をしていたので、受験準備期間に一度も勉強が楽しいと思ったことはありません。ただ楽しくないのに自分を追い込んでやるのは正直苦行以外の何物でもなく、モチベーションが低下してはこういう文章を書いてまた自分を追い込むことばかりして耐えていました。今思うと、ある程度の人付き合いはしながら楽しく勉強した方が人生的にはベターだったんじゃないかなとは思いますけどね。
”人生の教訓”についてですが、みなさんがこれを読んでどう感じるかはわからないですが、僕は正直結構いい内容だなって感動しています笑 人生を車に例えたのは将来どこかでも使えそうな面白い表現だなと思いますし、一つ一つの内容も意外と論理的だなって感じてます。自己満みたいな感じで申し訳ありませんが、これは自分が人生で書いた文章の中でも上位に入るくらい好きなものなので載せてみました。もし2016年のリストの中でこれ読んでみたいなって思うものがあったら言ってください!