JJ

JJの気まぐれブログ

彼女と別れた話し

お久しぶりです。先週1年1ヶ月付き合っていた彼女とお別れしたので今回はそれについて書きたいと思います。まずは伝わりやすいストーリーにするために彼女の基本情報や馴れ初めなどを共有したいと思います。

彼女は来月21歳になるハーフ白人、ハーフインドネシア人でシアトル生まれシアトル育ちのアメリカ人です。学年で言うと僕の2つ下で今年の9月に大学3年生になりました。大学も学部も僕と一緒で、去年の夏スーパーでアルバイトをしていた時期に仲良くなり付き合い始めました。言語は英語しか話せないものの、人種や国籍など個人のアイデンティティを形成している要素に対する考え方がとても僕と似ていたことが主な理由で仲良くなりました。とても可愛い子で笑顔も素敵で性格も良い、そんな彼女でした。さて、ここからは本題、じゃあなぜこんなに素晴らしい彼女と別れることになったのか、ということについて振り返っていきたいと思います。

結論から言うと別れを切り出したのは僕からで、主な原因は気遣いと責任の共有についての価値観の違いから溜まった疲労でした。最初に価値観の違いで彼女とディスカッションをしたのは付き合い始めて1、2ヶ月経った時期でした。付き合う前の1ヶ月の友達期間から遊びに行く時は僕が全てを奢っていたのですが、お互い学生で同じバイトをしてるのに付き合ってからもずっと奢り続けるのは僕の中ではしっくりきていなかったので、毎回じゃなくていいから割り勘をしたい、ということを僕から提案しました。彼女の答えはイエスだったのですが、聞いてみると今まで人生で親にも友達にも基本全部奢ってもらってきたから言われるまで気づかなかったらしく、可愛い子には誰でも奢るのがアメリカの文化なのか?と少し驚きはしました。

次に話し合いをしたのは付き合って3、4ヶ月経った時です。僕の家と彼女の家は約30マイル(50km弱)離れていて渋滞具合によりますが大体車で片道40分かかる距離に住んでいます。彼女は運転免許をまだ持っておらず、僕の家の近くにはバス停もないので公共交通機関を使って待ち合わせをする、などといったこともできないので、毎回会う時は僕が車で40分かけて彼女の家に迎えに行っていました。迎えに行ってその後どこで遊んでいたか、という話しなのですが、実はほぼ毎回僕の家まで戻ってきて遊んでいました。コロナの影響で外で遊ぶところが少なかったこととそもそも二人とも外出自体が好きじゃなかったので、二人で会う時の7、8割の時は僕は彼女を迎えに行ってまた同じ距離を運転して家に戻ってきていました。ということはもちろん帰りも夜同じ距離をかけて彼女の家に送り、送った後はまた1人で運転して帰っていました。付き合い始めの頃はさほど気にならなかったのですが、いくら週に1回しか会ってないとはいえある程度の距離を送り迎えで車で2往復するのは疲れないことではなく、徐々に不満というか疲れが溜まってきていました。ということで僕は数ヶ月経った時に彼女に正直にこれを続けるのは長期的にしんどくなるから彼女の家でたまには遊んでもいいか、と提案しました。これに対する彼女の答えは驚くことにノーでその理由は自分の家は汚いから好きな人に見られたくないから、と言っていました。ただ僕が時間かけて掃除していいから3月(付き合い初めが9月末でこの話しをしたのが12月なので3ヶ月の猶予)までには家に招待して欲しい、とお願いしてそれならばできそう、とイエスの返答をもらうことができました。その時期には彼女の家族の誕生日やクリスマスなどで何度も彼女の親からディナーに連れて行ってもらっていて、彼女の親には何度もうちの娘を迎えに来るだけじゃなくてたまにはうちでも遊んで行ってね、と言ってもらっていました。親からの了承もあり、僕も正直にこのままだともたないと伝え3ヶ月も掃除期間を与えたので、4月になっても5月になっても一向にまだ掃除が終わってないからうちでは遊べないの一点張りをされた時は正直呆れていました。ただ泣きながらどんなに掃除をしても綺麗すぎるあなたの家に比べると汚すぎて自尊心が傷ついてしまうから呼べない、と言われ僕も鬼の心の持ち主ではないので、そんなに大変なことだったら頑張らなくてもいいよと伝えこの件は結末を迎えました。

しかしながら、その間にも会うたびに毎回朝夜2往復のドライブ+前日までの部屋トイレ車の掃除で疲れが徐々に溜まってきていた僕も、このままじゃ持たないとわかっていたので、ならば運転免許をとってうちまで運転してきて欲しいと5月に提案しました。もちろんすぐに取れるものではないので、今回は年末までという7ヶ月の期間を与えて来年からは運転してきてほしいと提案し彼女は家に呼べなかったことの罪悪感があったのか、それは絶対やってみせると約束してくれました。僕が期間を7ヶ月にした理由は6月までに筆記試験を終わらせ、時間にゆとりのできる夏休み7~9月に練習+実技を終わらせ免許を取得し、学校に通いながら10~12月は定期的に高速道路の練習をすれば1月からはうちに運転してくることができると逆算していたからです。僕自身アメリカで免許を1から取っていて各ステージでどれくらい時間がかかるかはわかっていたので、正直この7ヶ月の設定はやる気がある大人ならば誰でもクリアできるラインだと思って設定しました。ただ筆記が終わったのは8月中旬、実技は10月になっても終わる見込みなしの時点で2回目の呆れが来ました。6月からは僕も社会人生活が始まっており、月~金までフルタイムで仕事+週3、4で夜レストランでサーバーのバイトをしていたので、ほぼ唯一の休みの土曜日に朝夜運転+その前日までに全ての掃除+一日二人で食べるものを準備するか外で奢ってあげるかの生活では彼女と一緒にいる楽しみより、疲労とストレスが上回ってきていたので11月になった先週に別れを切り出しました。

ここまで彼女の愚痴に聞こえる内容ばかりなのですが、実はこの話しにはサイドストーリーというか僕が別れを切り出すきっかけになった別の理由がありました。運転や掃除、食べ物の準備などは確かに疲れの原因ではあったのですが、これは体力的な疲れというよりは精神的な疲れでした。というのも、僕は会うために毎回これだけのことをしていたのに、彼女はそれに対する気遣いがほとんどなかったことで、最初は好きでやっていたこともなんで自分だけという気持ちに変わっていっていました。2往復で大体ガソリン代は15ドルかかるのですが、一度もガソリン代払おうか?と提案されたことはなく、僕が社会人になってからは僕が提案はしたものの全てを僕が奢っていて本当に僕は愛されているのか?と疑問を抱いていました。僕が6月から全額おごることに決めた理由は、僕が先に社会人で彼女は学生で収入に大きな差があることももちろんあったのですが、その分運転免許取得やガソリン代のオファーなどがしやすくなるようにアシストしたつもりでした。ただ考えると彼女側からしたらそんなことわかるはずないよな、と感じています。二人とも貯金好きで彼女も僕が目標額を定めて貯金・投資していることは知っていたので、いくら僕が全額払うと言ったとはいえ少しくらい気を遣ってくれることに期待していましたが、結局別れた日まで僕が食事代もガソリン代も何もかも払って終わりました。正直運転の件もお金も件も実際の額や今まで運転してきた距離など、別に戻って来るものでもないですしどうでもいいのですが、それに対する気遣いがあまりなかったことで精神的に限界が来て別れることになりました。

ここからはここまで読んでくれた皆さんへの質問になります。僕は理想の彼女との関係は5:5の割り勘でなくても10:0ではない収入が多い側が6:4、7:3くらいの割り勘をすることだと思っているのですが、収入が多かったら男の人が全て払うのが男のマナー・プライドなのでしょうか?そして彼女のことが好きだったら文句もひとつも言わずにガソリン代も求めずに毎回迎えに行ってどこにでも連れて行ってあげて夜には家に返してあげるのが当たり前なのでしょうか?僕も恋愛経験が豊富なわけではないので一般的な男女交際がどんなものなのかそこまで知らないのですが、今まで付き合った2人とも金銭面やドライブに関して僕と価値観が違って正直僕から見ると子供っぽいなと思ってしまっていたのですが、女性は大半がそうなのかそうでもないのか興味があります。僕は側から見るとケチだと思われるかもしれませんが、お金の重要性をわかっているからこそ将来の余裕とより大きな幸せのために、若い時からある程度我慢しながら貯金・投資に勤しむことが大事だと思っているのでそもそも恋愛には向いてないのかな、とは思っています。ただ、そんな自分を変えたいからこそより収入に余裕を持たせ親や妹、彼女に使えるお金を増やすために自分の時間と体力を削ってバイトをしているのでそのお金を私に使って当たり前だと思っている人に使うと普通に悲しいんです。僕は長期的に見て精神面で支え合える、人への気遣いができる大人な女性とお付き合いしてみたいのですが、そんな人はいないのでしょうか。僕の金銭面の考えが間違っていたら早いうちに価値観を変える努力をしたいのでアドバイスお願いします。長くなりましたが、別れたことにはスッキリしていて、元彼女となった子は友達としては最高の1人なので、少し時間を置いてからまたたまにおしゃべりできるような友達に戻れたら嬉しいです。読んでくださった方々ありがとうございました!