JJ

JJの気まぐれブログ

復活した件

振り返りたくないが、直感的には121月の過去2ヶ月は人生で一番精神が崩壊していたように思う。11月末に元カノと別れたのをきっかけに、かなりしんどい2ヶ月間を送った。レストランのバイトは12月末で辞め、本業の製薬会社に関してはメンタルヘルスを理由に適度に休みながら稼働3割くらいでなんとか耐えた。副業の新聞の執筆編集に関してもほぼ2週間ブッチしたりしながらも、今までのストックでなんとか耐え稼働2割程度でも辞めずに済んだ。年末年始は特に酷く、見ると鬱状態というタイトルでブログも更新していたようだが、読み返す気は今はない。

現状報告をすると、1月中旬あたりから軽くなった。きっかけというものがあったかは今の自分では分析しきれないが、もしかすると別れてから6週間ほど経ち、Grief(悲しみの5段階)のプロセスが完了したからかもしれない。仕事でもタスクに集中できるようになったし、執筆活動も今まで通りのスピードでこなせるようになった。

時間がある時はランニングマシーンや外で走るようになり、その気持ち良さからマラソンにチャレンジすることに決めた。今週は合計50キロを走り、毎週10%ずつほど走行距離を増やしていく予定だ。34日には人生初となるハーフマラソンのレースにも参戦する。先週には会社でランニングチームも作り、現時点でマラソン経験者複数名を含む20名ほどが所属している。リーダーとして情報交換、合同練習を通して絆を深め、最終的にはチャリティーラソンのようなものを、会社を通して企画できたら楽しそうだなと考えている。

また、キャリアについても本格的に向き合うことにした。社会人生活はそろそろ2年になるが、当初の予定では23年働いたら大学院に行くつもりだった。その時期が迫ってきている今、本気で今年・来年のプランを熟考している。現在の最有力候補は来年夏にビジネススクールに入学しMBAを取得することだが、そのためには今から半年~1年をかけて、GMATという試験対策そしてアプリケーションの準備を進めていかなければならない。プランBとしては、今年の秋または来年の秋入学で、働きながら2年で取得できる、製薬系のマスター(修士)をオンラインまたはUWで取得することだ。このオプションは会社の先輩達が多くやっていて、学費も会社が払ってくれるため無難な選択肢ではある。だが、学位取得後に変わることは給料がほんの少し上がる程度で、仕事内容やキャリア的にはそこまで変化はなさそうだ。僕はキャリアにおいて大きな刺激を求めているように思う。そんな自分の欲求を満たすには果たしてどこに行くのが正解なのか。きっとなるようになるだろうが、できることはしていきたい。

鬱状態は完全に抜け、今は精神状態はすこぶる安定している。会社のプログラムを通じてカウンセラーと2度話したが、3度目でもう要らないと辞めることにした。個人的には一度調子が戻り軸ができたら、後は他人の力はそこまで必要ないように思う。実際、鬱状態に苦しんでいた時期は誰かと連絡を取っていたかったし、一人でいる寂しさがしんどかった。だが、今は逆に、人と会いたいとあまり思わない。実際今週末は3日とも予定はなく、マラソンのトレーニングや執筆・編集、サッカー観戦など一人で楽しんでいる。来週以降も特に人と会う予定はないが、なんとも思わなくなったどころか、融通が効くスケジュールに満足している自分がいる。

また大きく変わった点としては、実家暮らしではあるが1月から家賃を払い始めた。お金を稼ぐ意味がわからないから働きたくないという理由が鬱中にあったため、そこから抜け出すために自分から提案した。住んでいる地域や自分の部屋、シャワールーム完備、食費は親負担など様々考慮し、月2000ドルで落ち着いた。日本と比べると高いかもしれないが、実際この条件では2000ドルでも少しまけてもらっているレベルだ。それに加え猫のお世話代、妹のお小遣い、車のローンなどで合わせて月3000ドルは固定費で飛んでいくことになる。まあこれまでこれらをほとんど払わずに年間45万ドルも貯められていたのが異常なだけで、年1万貯められたらいいな程度が一般的だ。家を出て一人暮らしをしようかとも考えはした。だが、これまで親のおかげで多くのメリットを享受してきたわけで、月1500ドルを知らない人たちに払うくらいなら、少し多めでも親にあげたい気持ちが大きい。母も父も妹も猫2匹とも全員と良い関係を保てているし、実家暮らしのせいで自立が遅れることは確かにそうだと思う。ただ多分実家暮らしをするのも後23年が限度なわけだ。どうせ一人になる時が数年以内に来るのなら、親に恩返しをして、自分が払った家賃分が旅行代くらいになれば僕としては嬉しい。

今の活力/エネルギーの高さは全盛期の7割くらいのような気がする。通常5割程度が平均で、鬱中は1割切っていたくらいなので、7割だと好調の部類だ。ここからビジネススクールの準備を始めたりして、今ゆったりリラックスしている時間を勉強やスキルアップに充てたら、留学期や受験期並みの9割超え絶好調も見えてくるだろう。社会人になってからはそこまでの爆発力は鳴りを潜めているため、久しぶりに夢と負けん気で努力ポテンシャルを最大限発揮し続けるあの日常にまた戻ってみたい自分もいる。無論、娯楽の時間は減るし、側から見ると「生真面目」と思われる毎日ではあるだろう。だが、僕が人生で一番幸せだった時期は、全てフルスロットで努力できていた時期なのだ。高校留学時にスマホを封印してまで、日本語を封じて英語を毎日猛勉強していた時。留学帰国後スイッチを入れ、受験に向け勉強しまくりえげつなく伸びた高2の冬。慶應を中退してシアトルに来て勉強しまくり、ほぼ全部満点かました栄光の1クオーター目。UWトランスファーしてやる気最高潮圧倒的勉強量で全クラス最初の中間で学年1位を取ったこれまた栄光の1クオーター目。そうなのだ。後から振り返って楽しかったなとなるのは毎日見てるYouTubeの動画でも、誰かのインスタのストーリーでもない。自分に向き合って自分と限界スレスレで戦う。そんな時間の方が自分的には印象に残るし、そんな時に人は成長するのだと思う。

ということで今年ももう既に2ヶ月目に突入したが、エネルギーレベルを7割から上げていけるよう、毎日ぶち上げていきたい。